作家プロフィール
小見山信枝(1947年〜2013年)
こみやま のぶえ
1947年兵庫県で生まれる。
幼少の頃から、お裁縫や手芸で遊び、物語とお絵描きが好きで、身の回りの面白いこと、愛らしいことをアップリケで表現してきました。30代半ばで古布に出会い、その古布の持つ力強さとやさしさ、面白さに助けられ、亡くなる直前まで意欲的に作品制作に励んでまいりました。
自宅を拠点に、杉並区荻窪・埼玉県岩槻市・故郷である岡山県倉敷市・大分県・三重県などで定期的に手芸教室を開催し、指導させていただく機会がありました。
それぞれの手芸教室で、多くの生徒さん達と出会い、また、グループ展を含めて、およそ30回以上の展示会を開催し、全国各地で信枝の作品を愛する人達に恵まれました。
略歴
- 1947年
- 4月15日、神戸市で生まれる
- 1957年
- 岡山県高梁市に転居、小学校から高校時代までを過ごす
- 1972年
- 結婚、東京都杉並区西荻窪に住む
- 1973年
- 長女誕生
この頃から自己流でアメリカンパッチワーク制作を始める
- 1974年
- 次女誕生
- 1978年
- 長男誕生
- 1980年
- 埼玉県所沢市に転居
子育ての合間にパッチワーク制作に励む
- 1984年
- デパートの作品展にて荻窪呂藝店主と出会い、古布を扱った作品制作とアップリケ教室をはじめる
- 1988年〜1992年
- 毎年春秋に新宿京王デパートにて「私のアトリエ」グループ展参加
- 1992年〜2002年
- 毎年秋に同潤会アパート表参道 ギャラリーコーワにて「古裂による作品と裂の展示即売会」開催
- 1998年
- 東京都練馬区に転居
精力的に制作活動に励む
- 2003年〜2006年、2010年
- 秋に銀座ギャラリーアガペー「古裂による作品と裂の展示即売会」開催
- 2008年
- 4月 表参道ヒルズ ギャラリーコーワにて「古裂による作品と裂の展示即売会」開催
- 2012年
- 銀座ギャラリー・エルビスにて「古裂による作品と裂の展示即売会」開催
- 2013年
- 10月 倉敷アイビースクエア内 アイビー学館 ぱっぷりら25周年記念 第5回作品展
- 2013年
- 11月22日 肺がんのため死去 享年66歳
雑誌掲載
- 1997年9月
- 創作市場6 古布に遊ぶ p46-p47 (株)マリア書房
- 1999年1月
- キルトジャパン 特集 和裂のキルト p32-p34 株式会社日本ヴォーグ社
- 1999年6月
- 創作市場 別冊2 古布 甦る想い p51 (株)マリア書房
- 1999年12月
- 創作市場 別冊3 古布 2000 p12 (株)マリア書房
- 2000年8月
- 創作市場 別冊4 古布「彩り」人形・細工物編 P32-p35 (株)マリア書房
- 2001年2月
- 創作市場 別冊6 古布 未来へ p73 (株)マリア書房
- 2002年2月
- 創作市場 別冊9 古布「Nostalgie」 p70 (株)マリア書房
- 2003年2月
- 創作市場 別冊13 古布 遥かなる刻 p84 (株)マリア書房
- 2003年10月
- 講談社MOOK 古裂であそぶ 伝統の美を手作りで楽しむ p106-p109 株式会社講談社 ライツ管理部 講談社エディトリアル
- 2003年12月
- 創作市場 30 パッチワークキルトに遊ぶ p62-p65 (株)マリア書房
- 2004年2月
- 創作市場 別冊16 古布 おくりもの p88 (株)マリア書房
- 2005年7月
- パッチワーク倶楽部7月号(No.48) p4-p8 (株)パッチワーク通信社
- 2007年2月
- 瞳 別冊(No.3)古布 子供の遊び p64 (株)マリア書房
- 2008年4月
- 暮らしの本 古布に魅せられた暮らし 其の十 暮らしのなかで親しむ実例集 p50-p53 学研/古布に魅せられた暮らし編集部
- 2010年1月
- パッチワーク倶楽部1月号(No.75)(第11巻第1号) p22-p26 (株)パッチワーク通信社