古布で綴る物語
猫村の桜祭り
桜の木の下で猫達がうかれています 酔っ払ったおじさん 踊りだしたおねえさん 鍋を叩く子 笛を吹く子 おいしそうな海苔巻きを持ってきた一家 みんな楽しそうです
詞:小見山 信枝
桜の木は暖かい春の風を受けて、あちらこちらで蕾がほころんできました。
桜が見られる時期はほんの一瞬ですが、桜が咲きはじめると、自然とワクワク、ウキウキと楽しい気持ちになります。
薄桃色の布で桜の花を表現しており、猫たちのお召し物には色んな桜の型染めを使用しています。
猫の村は、信枝が擬人化した猫達をモチーフとした作品を制作するうちに、自然と生まれてきた空想の世界です。信枝の作品群の中では「猫村」というタイトルが付けられています。
「猫村」では信枝のタペストリーの中ではシリーズ化され、春夏秋冬や季節の行事が描かれています。
また、擬人化した猫達はバッグやポーチなどでも見ることができます。それは猫村かもしれませんし、猫町のことかもしれません。
猫達が織りなす懐かしくて、愛おしい世界をどうぞお楽しみください。
「古布で綴る物語」では、メッセージとともに、使用している布のこと、制作アイデア、作品に込められた思いなどについてお届けします。
小見山が作り出す懐かしくて、愛おしい世界をどうぞお楽しみください。
(Mar.26.2022)